ラインニュースの速報で知って、あまりにもビックリ。
彼女は世間がどうみてるか分からないけれど、愛嬌のある美貌と、その天性ともいえる泳ぎのうまさ、速さ、強さがあり、誰もが東京オリンピックで複数の金メダルと世界記録を出すのでは…と期待されている選手だ。
そんな池江選手が白血病とは…。
世界の中心で愛を叫ぶ、知ってますか?
この物語も主人公の女性は女子高生で、白血病にかかった。
まさか、この物語のように池江選手が最悪の結末に導かれるなんで、誰もが考えたくはないことだ。しかしそれがよぎらないわけがない。
なんとも恐ろしい話だが、なぜ池江選手が白血病にならなければならないのだろう。
私はこう思う。
神が嫉妬したから。
いや、別に宗教的なことを言うつもりもない。そもそも私は特定の宗教を熱心に信じてはいない。仏教徒ではあるけれど、そもそも仏教に神はおらず、仏教は学問に近いものだ。
池江選手はその美貌と、また誰からも愛される愛嬌と、そして誰もが驚く結果を残した。 二兎も三兎も得たともいえる。
それについて、神は池江選手のその、人間離れした完璧さに嫉妬したに違いない。
これが天命か。
いや、彼女はこれを乗り越えるだろう。
乗り越えることすら、神は期待しているに違いない。
そう考えると、神はあまりにも意地悪だ。
「神は、乗り越えられる者にしか試練を与えない」とは、キリストの言葉だが(確か)、きっとそういうことなのだろう。
この病気を乗り越えた先に、彼女に何が待ち受けているというのか。
それは彼女にしか分からない。
私は見守るだけか?
いや、彼女の「不幸」を自分ごととして、目の前の仕事、そればかりかやるべきことすべてを一つ一つ大事に取り組んでいかなければ。
池江選手のこのニュースは、人生の儚さ、あるいはメメント・モリを思い知らされる。