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【宮崎駿】なぜカリオストロの城は面白すぎるのか?

ルパン三世 - カリオストロの城 [DVD]

 

 カリオストロの城、見たことありますか?

 

 最近はやたら宮崎駿にハマっていて、駿のドキュメンタリーなんかももっているのだが、興行収入的には大失敗した、1979年のこの名作をとうとうAmazonで買った。

 

 1,600円。

 

 なかなか値下がりしない駿作品だけれど、安くなってたし、ますます駿作品を極めていきたいと思って買った。

 

 炭酸水とバタビーとプロセスチーズをお供に、見る。

 

 ・・・

 

 最初の1分ですでに面白い!!!!

 

 アバンタイトル(オープニングでタイトルコールの前の、最初のシーン)のところで、ルパンと次元が国営カジノから50億ドルを盗み出して追われるシーンなのだけれど、追うクルマが走り出そうとしたとき、いいタイミングでパカッと、ばっさり切られる形になるのだ。

 

 つまりゴエモンの仕業なのだ。

 

 そのシーンがなかなかどうして滑稽なのだ。

 

 そして何よりもルパンと次元が楽しそうにしているのだ。

 

 いいですかみなさん?

 

 ここ、ここですよ!!!!!!!!

 

 次元がこの映画の中で2回、このような台詞をはく。

 

「面白くなってきやがった!!!!(^^)」

 

 と。

 

 これなのだ。

 

 ここに、カリオストロの面白さの真髄がある。

 

 いきなり話が飛ぶが、佐藤一斎という教育者をご存知だろうか?

 

 このひとは江戸末期最大の教育者と言われ、昌平坂学問所、つまり今の東大医学部をつくった人だ。

 

 この人の弟子には佐久間象山、そしてその弟子に吉田松陰、という、明治維新を担った大変な俊英がいる。

 

 佐藤一斎は教育において最も大事なこととしてこのようなことを語っているのだ。

 

「教える立場である先生が、他の誰よりも教えることに白熱していなければならない。

先生が学問を面白い、楽しいと思っていなければ、生徒がそれを面白いと思うはずがない。」

 

 つまり、人を引きつけるには、何よりも自分自身が楽しんでいることが肝心ということなのだ。 

 

 駿が佐藤一斎を読んでいたかどうかは分からないが、駿は人を引きつける天才だということがよく分かる。

 

 駿は最後の作品として「君たちはどう生きるか」をつくるという。

 

漫画 君たちはどう生きるか

 

 これは見に行きたい、必ず!