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【ジブリ論】「耳をすませば」における牛乳の役割についての考察

耳をすませば (英語)Blue ray + DVD / Whisper of the heart (English) [Import]

 

耳をすませばが、好きだ。

 

かれこれ5回は見たと思う。

 

また最近見返して、気になったシーンがあった。

 

それは、牛乳が出てくるシーン。

 

たとえば、月島しずくは冒頭のシーンでファミマで牛乳を買って持ち帰る。

 

また、中盤で牛乳を買ってきてと頼まれる。

 

さらに、姉に「牛乳飲み過ぎ」だと言う風に小言をいわれるシーンがある。

 

・・・

 

ここで思う。

 

なぜ、牛乳なのだろうか?

 

お茶でもなく、ジュースでもなく、牛乳。

 

この牛乳には深い意味があるのではないか? と思った。

 

私は考えた。

 

・・・

 

耳をすませばにおいて、牛乳は「成長」のメタファーではないか?

 

と。

 

牛乳とは、簡単に言えば子供の身体的成長を促す代表的な飲み物だ。

 

実際、月島は中3で、成長期だ、

 

月島は天沢と出会い、自分がいかに将来のことについて何も考えていないちゃらんぽらんな子供なんだ、と、自己嫌悪になる。

 

実際、天沢に追いつこうと小説を書くが、空回り。

 

家族に心配をかけまくる。

 

そんな「子供な」月島。

 

その月島には大人になってほしい、月島自身も大人になりたい。

 

そんな思いから、牛乳というものが、この「耳をすませば」において頻繁に登場していることの現れなのではないだろうか。

 

要するに、ここで言う牛乳とは、大人になる為の精神的成長を促す為のメタファーでもある、と思うのだ。

 

現実に向き合って、目の前の期末テスト、高校入試二向けてこつこつがんばり、将来のこともある程度は考えてほしいと思っているお父さん、お母さん、そしてお姉さん。

 

何も将来について考えていないことを、天沢とであって思い知らされ、焦り、空回りする月島自身。

 

そのような状況下において、牛乳は、重要なアイテムとなるのだ。